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プロフィール

自己肯定感スペシャリスト小泉美樹の写真

カウンセラー歴13年、カウンセリング⼈数 11,000名以上。自身のトラブルから自分へ意識が向き、自分自身を知って愛するという考え方=自分愛で®︎という概念にたどり着く。
近年、人々の悩みの根底にあるのが自己肯定感の低さでであることに気付き、ファッションやアロマを使ったオリジナルプログラム「⼩泉式⾃⼰肯定感改善メソッド™」を開発。女性の⼼の問題に寄り添っている。

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小泉美樹インタビュー

大切なのは、
他人のルールに合わせるのではなく、
自分の本質を知ること

11,000人以上の悩める女性たちの「自分を変えたい」「もっと人生を楽しみたい」という気持ちに寄り添い、自己肯定感カウンセラーとして活躍中の小泉美樹さん。数々の書籍執筆やメディア出演など、幅広く活動されています。今回はこれまでの活動からたどり着いた、自己肯定という考え方やご自身の活動に対する想いについて伺いました。

自己肯定感スペシャリスト小泉美樹の写真

自分を許すということ、それこそが“自己肯定”という概念への一歩

―どのようにして「自己肯定感」というワードにたどり着いたのでしょう?

以前私は、仕事がうまくいかず、プライベートでも悩みを抱えて、いくら努力してもなかなかうまくいきませんでした。特に、元夫から「協調性がない」と言われたことは、私の心に深く刺さりました。自分は協調性のないダメなやつだと思ってしまったんです。

それが、自分を知るということに意識を向けたら、状況はスッと好転し、頑張っていたことから解放されたのです。私はどちらかというと一匹狼タイプ。「自分はこういう人間なんだから、仕方がない」と思えるようになりました。

そしてこの経験を多くの人に伝えたいと思ったんです。でも、どう伝えればいいのか、考えるのにとても長い時間を要しました。そしてある時、自分のこの想いを一言で表せるのが「自己肯定感」だと気付いたのです。

日本人は特に、自己肯定感の低い人が多いように感じます。それは、日本人が美徳としている謙遜短所を克服するといった文化や、協調性を重んじる社会にもよるのかもしれません。

「協調」とは他と同じようになることですよね。しかし私は、今の世に足りないものは尊重じゃないかな、って思うんです。「尊重」とは、自分とは違うものを認めることです。

自分を知り、自分を愛でること

―自己肯定感を高めるために大切なことはなんだとお考えですか?

自分を知ることが、自己肯定感を高めることにつながると考えています。

例えば、同じ魚でも川魚もいれば深海魚もいます。自分が川魚なのに深海にいるとしたら、それはとても住みづらいでしょう?自分がダメなのではなくて、いる場所が違うんです。

英語がしゃべれるようになるとか、パソコンが使えるようになるといったスキルは努力でどうにかなりますが、生まれ持った性質は変えることはできません。変えるのではなく、活かせる場所で生きればいいだけです。

自分を知り、愛でることができれば、他人も大切にできる。尊重することができるはずです。宗教でも、肌の色でもそう。自分とは違う相手を認めて尊重すれば、大げさでなく、世界平和につながると思うのです。

どんなときも自分らしくあることを大切にしている。

自分が一番自分を愛するという概念「自分愛で®︎」で、多くの女性の心を解放してきた。

マニュアルはない 本当の自分を肯定できるようになることが、最終目標

―本当の自分を知るための小泉式メソッドの特徴はなんでしょう?

マニュアルのようなものは全くないんです。あえて言うなら、自分を知るということに特化していて、その人の性質に準じて、最適な方法でアプローチをしていくというものです。

ご相談にいらっしゃる方の中には「こうすればいい」というようにすぐに真似できるスキルやテクニックを求めている方も多くいらっしゃいます。でも私はそういうことは教えません(笑)。

他人が作ったマニュアルに合わせようとする必要はないと思うからです。ルールは自分自身で作るもの。自分のルールをわからないまま、本当の自分と逆の性質を自分だと信じて生きていると、人とのおつきあいもうまくいくはずがありません。しかし、多くの人が社会の中で良いとされている像に、知らず知らずのうちに近づけて、本当の自分だと思い込んでしまっているんです。

アロマもファッションも、自分らしく生きるための一つの手段に過ぎない

―アロマやホロスコープ・ファッションなど、様々なアプローチでカウンセリングされていますね

もともと、悩みを抱えている人の解決方法として、アロマやホロスコープ、ファッション系の診断に興味を持ちました。でも、自分を肯定することができなければ、根本的な悩みを解決することはできないとも感じていたんです。

アロマもホロスコープも、自分を知って自分らしく生きるための、一つのツールでしかありません。カウンセリングを通じて、その方に一番合ったアプローチ方法を提案していきます。

ファッションも自己肯定感を高めるためのオプションです。「似合う」と「好き」は違います。「似合う」は他人軸で「好き」は自分軸。ファッションは、アイデンティティーを表すものなので、自分のことがわかっていなくては選べないのです。

自分に自信がないから「自分には無理」「似合わない」と決めつけてしまっていませんか?

その殻を打ち破って、一歩を踏み出すお手伝いをするのが、私の役目です。

カラフルなワードローブの写真

ファッションはもっとも簡単に自己表現ができるツール。流行に乗るのではなく、自分らしく装うことを大切にしている。

あなたの幸せはあなたの中に 自分のトリセツは、あなた自身で作りましょう

―自分らしく生きたい世の悩める女性たちにアドバイスするとしたら?

私のところに相談にいらっしゃる方の9割は、他のカウンセリングや診断を受けた経験がおありになります。それでもまだ悩み続けてご相談にみえるんです。

私のお客様は30代以上女性が多いのですが、ちょうどその頃の年齢になると、体力も落ちてきますし、若さだけでは通用しなくなってきます。誰もが「このままでいいのかな」「自分を変えたい」と考えてしまうことが、一度はあるでしょう。

でも、そんなあなたに必要なのは、決して誰かのルールに合わせることではありません。あなたと誰かは別の人間なのだから、違って当たり前。あなたにはあなたの良さがあります。

自分のトリセツを持っていないから、世の中の誰かが作ったルールで生きようとするのです。

他人と比べるのではなく、あなたの幸せはあなたの中にあるということに気づいていただきたいですね。

小泉美樹の自己肯定感
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